どぉーもー、、、キーティングです。。。
幻の魚さんから、いいコメントがあったので。。
久しぶりに、、、書こうね。。。
タイトルが怖い？？
じゃあ大丈夫だよ、、、
恐怖は身を守る為に備わった、最も大切な感覚。。。
逆に恐怖を感じないヤツが危ないんだから、、、
恐怖の中にも強さを･･････
うぅーん、、カッコいぃー、、、
ごめん、ごめん、、こっちの話だから気にしないでww
デッドライン。。。
すなわち、、、
生死を分ける一線。。。
大自然を相手にしている人には、、必ず存在する。。。
今回はミニボート、、、
２馬力ボートのデッドラインに触れてみたいと思います、、、
同じ海域にいるカヤック乗りも多いと思いますので
、、、軽く読んで行ってください。。。
では、、、
明後日の、、、気象庁発表の沿岸波浪予想です。。
この画像の中にミニボのデッドラインがありますが、、、
何処か分かりますか？？
｢こんなの簡単だろ、、、｣
｢台風が東側の沖合いにいるから、、東海岸側の波が高い！だろっ！｣
と思いますよね、、、、
それが違うんですよねぇ、、、
現役ミニボーターならすぐに気付けたかな？？
引っかけでは無いですが、、
この予報の時はまず、、
東海岸はミニボの出廷は出来ません。。。
東海岸は白波パーリィー、、
まずこの海に出るミニボーターはいない、、、
よって、、、デッドラインではありません。。。
問題は西海岸。。。
東風が爆風の為、、、
西海岸が風裏になり、、
手前だけ異様に静かになるんですよ、、、
((豆知識としては、、、
この予報だと、西海岸は手前静かになると読んで、、国頭まで行くと、、
国頭は東海岸の風が回ってきて、、意外に荒れてる事が多い。。。））
実際に西海岸、、
大宜味辺りまでは静かな海の用に見えると思います。。
しかぁーしッ！！
そこにデッドラインが潜んでいるのです。。。
丘から見ると静かに見えますが、、
実際に浮いてみると、、静かなのはせいぜいインリーフ程度。。。
アウトまで行くと山から抜けて来た、、
爆風東風が容赦なくミニボを沖に流して行きます。。。
分かりにくいですが、、、ここがデッドライン。。。
私がいつも心掛けているのが、、、２馬力エンジンは信用しない。。。
職業柄もあり、、２馬力エンジンがいつかは止まる事を知っています。。
(実際に２回 海上でエンジンロック、、、パタイした事があります。）
もし、その時が赤いラインの場所なら･････
東風が容赦なくミニボを沖に流して行きます。。。
ミニボ乗りはいくつか、、もしもの備品を持ち歩いています。。。
しかし、、、デッドラインでは役に立たない。、。
例えばオール、、、、
ミニボのオールはベタ凪専用、、、
爆風で沖に流されている状態では、なんの役にもたちません。
例えば、プラグや工具など、、、
エンジンがロックしてしまえば、、そんなの無駄なあがきでしか無い。。。
正直、、、一番の生命線はアンカーなんです、、、
アンカーを落としてボートを流されない用に固定出来れば、、、
沖に流される事を阻止し、、海上保安庁などの救助が来るのを待てるのですが。。。
実際にキーティンは常に、7キロのホールディングアンカーに40㍍のアンカーロープを持っているのですが、、、
デッドラインでは長さと重さが足りない。。。
すなわち これまたアウト、、、
残すの生命線は、、、携帯電話のみ。。。
そう、、運任せ、、、
電波が入るうちに、海上保安庁に電話をし見付けて貰えるまで祈るのみ。。。
遊漁船に乗る人は分かると思いますが、、
外海のウネリは大きく強い、、、
外海に出るまでに見付けて貰えなければ、、、
ミニボなんて一瞬でひっくり返されてしまう。。
これがミニボのデッドラインの真実。。。
｢じゃあ、お前はそこまでは出ないのか？｣
いや普通に出ますよ！！
｢話しーよ。。｣って？
いや、風を読めば、、そこはデッドラインでは無くなります。。
それはまた後日。。。
海は本当に何があるか分かりません。。
水深が50㍍を超えてくると、、もちろんシャークの縄張りに侵入したと思って下さい。。
あの凶暴で有名なイタチなんて、5㍍もあれば入ってくるらしいし。。。
よく、、
友達｢楽しそうだなぁー、、俺も今度乗せてけ｣
と言われますが。。、
キーティン｢何かあっても、俺のせいにしないって約束するなら全然いいよー。｣
友達｢何かあるのか？｣
キーティン｢海にあんな小さい舟で出るんだから、、あるだろww ｣
と答えます。。。
恐怖は命を守る為にある感覚。。。
長文お付きあい 有り難うございました。、
あっ、、沿岸波浪予想のサイト貼っときますねぇ、。
http://www.imocwx.com/cwm/cwm_ljp.htm
ではまた、、、キーティングでした。。。