アングラーの怖い話。。part5(命のタイムリミット)ノンフィクション

キーティング

2017年02月11日 13:54

どーもキーティンです。。


過去記事を呼んでくれた皆さん、、、


もうリーフウェーディングがどう言った感じかは分かってきたと思います。。


今回の出来事は、、、


今までの記事を思い出しながら読むと、イメージしやすいかと。。


リーフウェーディングにはタイムリミットが存在します。。


キーティンの場合は干潮の前後二時間がベース。。


理屈的に言えば、、、


最干潮の二時間前に歩ける水深なら、、


最干潮の二時間後も似たような水深、、、


てな考え、、、


もちろん、ポイントや潮の種類などで条件はかわってきます。。


リーフウェーディングのタイムリミット、、、


すなわち、、


命のタイムリミット。。。


今回の話は、、、


キーティンがその鉄の掟を破ってしまった時の話になります。


その日も皆で、いつも通りリーフウェーディングを楽しんでました。、、


国頭の大自然に包まれ、、、


キーティン「国頭サイコー!!」ってな感じ。。


その時のキーティンに「あなたにとって海とは?」


と質問されたら、、。


キーティン「海は友達」と答えたかもしれまん。。。


そんな中、、、


最干潮からから1時間半が過ぎる、、、


キーティン「そろそろ、時間だから上がってー」


皆「オッケー!!」


みんな来た道を戻って丘へ上がる。。。


キーティンはというと、、、


心の声(もう少し遊びたいなぁ、、後30分ぐらいなら大丈夫だろ。。)


30分が経過・・・・・・・


潮も入って来たし、そろそろ戻るかな。。。


あとは来た道を戻って丘に帰るだけ。。



・・・・・・・・・



ここは何処だ。。



・・・・・・・・・


やっちまった・・・



帰り道が無くなっとる。


目印の岩は海下。。


波も高くなり。。。


地形も見えない、、、


足が届かない場所もちらほら。。


それより何より、、。


意識して前にかがまないと体が沖に揺られる。。


そう、、、


タイムリミット内には、存在しない現象。。。


リーフカレントの影響が、、、


「これ以上潮が入るとマズいなぁ。。」


ちなみにキーティンがいる場所は、、





赤い星マーク。。。


来た道を帰るには、、


画像には写って無いですが矢印の線をもっと右側に移動して、丘に真っ直ぐ帰るルート。。


画像を見てるだけだと、、


「なんで、簡単に帰れるだろー?」


と思うかも知れませんが。。


海の中にいると、見るもの全てが別世界なんです。。


たとえば、、


帰り道を知っている目的地に行く為に かかる時間が30分としたら、、、


迷子になってしまい、、その状態で目的地に向かう為の時間は??


そんな悠長な時間は無い。。


そう、今のキーティンにある選択肢は1つ。。。


最短ルートを泳いで帰るの1択。。。


キーティンこう見えて、以外に泳ぎが得意なんですww


もちろんリールは・・・・・・・


過去記事にも書きましたが、、キーティン、リールをいくつも殉職させています。。


その日はどうにか泳いで丘に戻れましたが、、、


リーフカレントの影響がもっと強かったら、、、


隆起の激しい珊瑚でケガをしていたら?


戻れ無かったでしょう、、、


「海は友達」?


そりゃ、キーティンの傲慢だ、、、


海には二つの顔があるんです、、、


すべてを包み込んで癒してくれる大きさと。。。


すべてを飲み込んでしまう悪魔のような顔が、、、、


リーフ ウェーディング。。。


あなたが見るのはどちらの顔でしょうか、、、


キーティングでした。。